デモカーi-MiEVスピーカー第六弾~スピーカー台座材質変更再び

前々々々々回(そろそろこの表記も考えなくては…)から、純正ナビはいじらずに、スピーカーの交換のみで、どこまで音が良くなるか(自分好みになるか)を、段階を踏んで取り付けテストしています。

台座やスペーサーの材質は固いほど良いのか?

前回の第五弾としましては、前回左右ともアルミ&ラバー製台座(バッフル)を使用し、プラスチック製スペーサーと金属製スペーサーでの比較をしてみました。

その結果、台座のみならず、スペーサーでも「硬い材質」の方が結果が良好になることが分かりました。

逆に、一部でもプラスチックなどの柔らかい素材を入れてしまうと、ボヤボヤしたハッキリしない音になることが確認できました。

そこで、第六弾の今回は、より硬い「鉄&アルミ製台座」で比較検証してみます。

スピーカー取付台座アルミ製と鉄製
この台座は、空気漏れを防止する対策をしっかりしていますので、スポンジ材のようなものを貼り付けする作業は不要な上、貼り付け面の全体に既に施工してありますので、より高音質が期待できそうです。

付属しているネジ類も、他と比べて一回り太いです。
さらにガッチリ固定でき、スピーカーの実力を発揮してくれそうです。
その代わりか、同じ形状でも、平均して5000円程度高価です。

従来使用しているアルミ&ラバー製ですと口径が小さいため、スペーサーが必要でしたが、この台座ですと口径はピッタリなので、スペーサーは不要だと思われます。

またしても、そのまま付かない!?しかし!

しかし!取り付けしてみると、台座にスピーカーは入りましたが、より硬くする(剛性を高くする)ためか、台座内側に膨らみがあり、ここに干渉してしまいました。
やはり今回もスペーサーが必要なようです。トホホ。
スピーカー用台座鉄製取付状態
現状、金属製スペーサーの予備が無いので、少々浮きますが、このまま固定します。
周辺部が当たっている状態なので、形状が変更しない程度の締め付けは可能です。

しかし!音を出してみると!

中途半端ですが、音を出してみます。

内装を付ける前に音が出るか確認をするのですが、この状態で、「あれ?いつもと違う?」と感じました。

内装を付けて試聴します。

あれ?隙間が数mmも空いているハズなのに、低音がそれほど抜けていません。

プラスチック製台座からアルミ&ラバー製に変更した際も感じた、表現力の高さを感じます。

恐らく、硬くなることにより、さらに周波数の高い部分まで出てこれるようになったのだと推測します。
結果、アルミよりも鉄の方が音は良好です。

しかし、音はともかく、隙間が空いているのは事実です。
隙間は埋めるべきでしょうし、埋めた音も確認すべきでしょう。

まずは、再度金属製スペーサーを作成して、再確認します。
今回のスペーサーは、前回より厚さを増して作ります。

業界標準ではダメ!?

もうプラスチック製なんてものには助けを求めません。

取付台座でも、アルミよりも、より硬い鉄の方が良好になっていることを考えますと、スペーサーも鉄であるべきでしょう。

もちろん業界で通常用いられる「木材」や「パテ」では、成形ではメリットはありますが、音ではメリットが無いとも言えるかもしれません。

何を求めるかで、定説や業界標準は、逆説にもなります。

まだまだ「ポン付けでどこまで良くなるか?」の旅は続きます。
ここまでマジメにブログにつきあって読んでるアナタ、きっと良いことありますよ。


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