デモカーi-MiEVスピーカー第十弾~禁断のバッシブスルー

デモカーi-MiEVでのスピーカー取付実験、そろそろ回路部分にまで内容が及んでいます。
赤池CCSの新デモカー三菱i-MiEV
メーカー本社へ試聴出張の際、スピーカー開発担当の方と直接お話させてもらう貴重な機会をいただきました。
しかも、弊社で新導入のヨーロッパモデルについてです。

開発の裏事情からの実験新ネタ

試聴した直後に、製造や企画の際の裏話があり、それに伴うさらに音が良くなる内容を伺いました。

今回はその実証実験です。

アンプから出てきた音を高音のツィーターと中低音のウーハーへ振り分ける装置を「パッシブネットワーク」と呼ぶのですが、これを通さずスルーすると部品を通らなくなるので、音が変わります。

場合によっては、この方が良くなるとのことです。
パッシブネットワークスルー実験
もちろんツィーターへは直接繋ぐと壊してしまいますので、保護回路を入れますが、今回はウーハーのみのスルー化です。

リアル感が向上

比べてみると、スルー化後は、ボーカルのボリュームが上がった感じというか、リアル感が上がった感じです。

片方だけでなく両方スルー化して再度聴くと、全体のリアル感が上がりました。
トランペットがパッパラッパッパッパーとシャープに歯切れ良く出たのはビックリでした。

また、低音が伸びやかに感じるのは、気のせいではない気がします。

これ、他のスピーカーでも試してみたいところです。

もちろんお客様の車両でテストするわけにはいきませんので、弊社車両での検証ですから、次に機会があれば、ですが。

良い音への検証は、まだまだ続きます。


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